ヨネッツこうちの指定管理者はヤマウチ・四電ビジネスグループ（2019.10～2024.3）

この記事では、高知県高知市の指定管理者導入施設「ヨネッツこうちの指定管理者選定結果」について紹介しています。

この記事の目次

ヨネッツこうちの指定管理者選定結果

耐震工事で休館していたヨネッツ高知の指定管理者は、もともとシンコースポーツ・四電ビジネスグループが運営されていました。

今回の指定管理者は、ヤマウチ・四電ビジネスグループ。

四国電力の子会社である㈱四電ビジネスが維持管理を担当するのは変わらないようですが、代表企業がシンコースポーツからヤマウチへ変更されています。

シンコースポーツと四電ビジネスは、香川県で総合水泳プール、健康増進温泉施設ループしおのえ、愛媛県で椿交流館を共同事業体で指定管理運営している関係性なので仲違いとは考えにくいと思いましたが、議会議事録を読んだら理由が分かりました。

今回の公募は再公募でしたが、最初の公募時にシンコースポーツ・四電ビジネスグループで申請しましたが指定管理料が高すぎるとして選ばれませんでした。

シンコースポーツ・四電ビジネスグループは5年間で2億5,500万円ほどで提案していましたが、高知市の参考価格5,000万円余りと約2億円の差がでていました。

シンコースポーツからしてみれば、企業として十分な利益を確保するつもりだったのでしょうが、結果的には認められず、撤退を判断されたのでしょう。

高知市はその後指定管理者に応募してもらえないか色んな企業へ意向確認をされていたようです。

そのような経緯のなか、最終的にヤマウチと四電ビジネスによる共同事業体が新たにヨネッツこうちの指定管理者としてスタートされましたが、利用者には関係のない話なので、良好なサービスを提供していっていただきたいと思います。

【変更】

ヤマウチ・四電ビジネスグループ

あんく

元々ガソリンスタンドを営むヤマウチですが、親会社であるオカモトグループのグループ会社である㈱ウェルネスフロンティアが手掛けるJOYFITを西日本で運営している会社です。

令和元年（2019年）10月1日から令和6年（2024年）3月31日まで（4年6ヶ月間）

本リリースの公式ページ

公募

1団体

不明

評価項目		配点（満点）	ヤマウチ・四電ビジネスグループ
指定施設の運営方法が，市民等の平等な利用を確保することができるものであること	1 利用者の平等確保と要望の把握及び反映	140	100
指定施設の設置の目的に照らし，その管理を効率的かつ効果的に行うことができるものであること	２事業計画	350	259
定施設の管理を適確に遂行するに足りる人的構成及び財産的基礎を有するものであること	３事業者概要４運営体制５施設維持管理６利用者等の安全確保	280	211
収支予算書の内容が，施設の管理経費の縮減が図られるものであること	７収支・経費	280	199
個人情報の取扱いを適正に行う体制が整備されていること	８個人情報の保護	70	50
市長等が施設の性質又は目的に応じて定める基準	９政策・施策推進 10 地域経済への貢献	280	204
合計		1,400	1,023