こんにちは、スポーツ系指定管理者ブロガーのあんく(@shitekan)です。
この記事では、指定管理者の収益事業でもあって、選定で重要な評価ポイントとなる「自主事業の開催事例10選」を紹介します。
これから提案書を作ろうとしている人、自主事業を計画している人に参考となる内容となっています。
自主事業って何なの?
自治体によって定義が微妙に違うのですが、指定管理者が企画した収益を上げることのできる事業のことをいいます。
公共施設にカフェができたり、スポーツ教室が始まったりと、市役所ではできなかったサービスが指定管理者制度の導入によって、全国各地で広がっています。
決められた業務ではないので、やらなくてもいいのですが、自主事業の内容で指定管理者の評価が決まることは言うまでもないですね。
自主事業の開催事例
スポーツ教室
スポーツクラブと同様のフィットネス教室が、公共施設で安価に参加できるとして、利用者ニーズが高い事業です。
今では、どこの施設での導入している自主事業なので、質・価格などの差別化がポイントとなります。
著名人イベント
企業がスポンサー契約している、スポーツ選手や著名人を招いたイベントもありますね。
元オリンピック選手によるデモレッスン
元オリンピック選手による教室
水中パフォーマンスショー
アイドルイベント
コンサート
直営の時でも文化施設では、コンサートや講演会は開催されていましたが、指定管理者のネットワークによって特色あるコンサートなどの舞台が企画されています。
飲酒イベント
行政では、なかなかできないお酒が飲めるイベントも開催している施設もあります。
お酒のトラブルがないように注意が必要なのでは言うまでもないですね。
日本酒試飲会
ワイン試飲会
ビアガーデン
ビアホール
観劇列車
これは駅の指定管理者が実施した事例ですが、演劇を貸切列車のなかで観覧できるものです。
この事業は、第4回笑顔あふれる地域イベントアワードで優秀賞にも選ばれています!
その他の施設でも応用していける内容ではないでしょうか。
シューズロッカー貸出しサービス
スポーツ施設では、有料のシューズ用ロッカーを設置する施設も増えてきました。空きスペースを有効活用でき、利用者が毎回靴を持って帰らなくてよくなるので利便性が良いサービスです。
手ぶらでバーベキュー
施設は限定されますが、バーベキューセットのレンタルや、機材のセッティング、火おこしのサービスまで、至れり尽くせりです。
バーベキューセットではなくても、「手ぶら」のサービスは色々ありそうですね。
次世代モビリティでの自然体験ツアー
セグウェイやインモーションなどの次世代モビリティに乗って、広い公園で自然体験ツアーなどをすることもできます。
スターバックスなどカフェ出店
ツタヤ図書館の第1号となった武雄市図書館では、スターバックスが出店されています。
古い施設では、昔ながらの食堂や喫茶店が入ったりしていますが、運営者の撤退などにより、指定管理者がお洒落なカフェにリノベーションしたりすることもできます。
ミニ遊園地の開設観覧車の設置
これは、もうビックリですが、長井海の手公園ソレイユの丘では、指定管理者が観覧車を目玉にしたミニ遊園地を開園しています。
まとめ
指定管理者のノウハウと工夫によって、開催できる自主事業は無限にありますが、大きく以下の3つに分類されます。
- イベント・教室
- 飲食
- レンタル
ただし、近年はパークマネジメントのような、新たな施設を設置する取り組みも増えてきています。
指定管理者制度が導入されて15年経ち、民間ならではの柔軟なアイデアがどんどん生まれてきています。
ただし、実施にあたっては注意が必要です。
必ず事前に自治体の承認を得ましょう!
自主事業を実施するにあたり、必ず自治体の承認が必要です。
せっかく企画しても、公共施設が故に実施できない場合もあることを理解しておきましょう。
今回の記事を、指定管理者施設の自主事業に活かしていただけると幸いです。
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