この記事では、北海道釧路市の「釧路市魚揚場」を2020年(令和2年)4月から5年間運営する指定管理者募集について紹介しています。
現在は、一般社団法人釧路水産協会が平成27年4月から5年間指定管理者として運営されています。
魚揚場、セリ・入札・市場管理棟、くしろ水産センターと大きく3つの施設に分けられる釧路市魚揚場の指定管理業務。
水産都市釧路の漁業生産活動を下支えする施設としてその機能を十二分に発揮しており、今後も多様化してきている漁業形態、流通体制などに迅速に対応するために、施設の役割は益々重要とされています。
釧路市魚揚場の指定管理者募集要項(概略)
自治体(北海道釧路市)募集ホームページ
本リリースの公式ページ
設置目的
釧路市における水産物の荷捌き施設等を整備し、本市水産業の振興を図るため。
施設概要
- 副港魚揚場(右左翼棟)
- 副港第2魚揚場
- 副港第3魚揚場
- 副港第6魚揚場(新漁港埠頭東側荷捌所)
- 副港第7魚揚場(新漁港埠頭南側荷捌所)
- セリ・入札場及び市場管理事務所
- くしろ水産センター(総合管理センター)
業務内容
- 本施設の使用許可に関する業務
- 本施設及び設備の維持管理に関する業務
- 本施設の使用申請に関する受付・相談・調整業務
申請資格(特別な資格要件)
- 行政と水産業界との連絡調整を図り、本市水産業の更なる発展に寄与できること。
- 産地卸売市場に係る業務全般に精通し、水産物の円滑な流通と安定供給のため、市場開設者と関係者との連絡調整を図り、もって産地卸売市場機能を支障なく運営するために管理業務を遂行できること。
- 本施設の管理業務に係る市との連絡や緊急時対応を行う責任者が常駐する事務所を釧路市内に置いていること。(指定されたときに置く見込みがある場合でも可)
- 本施設に次の資格を有する者を配置できる見込みがあること。(指定期間の開始までに取得の見込みが確実にある場合でも可。)
①1名以上の資格者を配置する資格
ア 危険物取扱者(甲種又は乙種第4類)
イ ガス、電気溶接技能講習修了者
ウ ボイラー技師又は小型ボイラー取扱者
②全員が取得している資格
ア 第1種および第2種酸素欠乏危険作業主任者
イ 自動車運転免許証(第一種普通免許等)
公募情報
指定管理期間
令和2年(2020年)4月1日から令和7年(2025年)3月31日まで(5年間)
募集要項配布期間
令和元年(2019年)5月14日(火)から
応募説明会・現地説明会
令和元年(2019年)5月24日(金)午前10時から
※5/23(木)午後5時までに申し込み
質問期間
令和元年(2019年)5月14日(火)から令和元年(2019)年5月31日(金)まで
申請書提出期間
令和元年(2019年)6月10日(月)から令和元年(2019)6月28日(金)まで
提出先
釧路市水産港湾空港部水産課水産担当
〒084-0024
北海道釧路市浜町3番18号(くしろ水産センター2階 )
TEL:0154-22-0191
FAX:0154-22-9395
指定管理者の収入源
- 指定管理料
- 自主事業収入
※使用料金制
指定管理料の上限
5年間総額3億2,926万円
(毎年6,585万2,000円)
利益の還元
自主事業収入、協賛金、国等からの助成金など、指定管理費及び利用料金以外に、指定管理者としての業務の実施に伴う収入が見込まれる場合には、それらの取扱いも含めて提案してください。
ただし、自主事業として本施設内に自動販売機を設置する場合には、行政財産の目的外使用許可に係る施設使用料を本市に支払うほか、自動販売機によって得る利益の5割以上を本市に還元する内容の提案をしてください。
前回の選定結果
平成26年の指定管理者公募における選定結果は1団体のみの応募で、一般社団法人釧路水産協会が安定した経営や施設の管理実績が評価できるとして指定されました。
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